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「新・安心宣言」詳細
1.問題意識の整理
2.企画商品の安全確保のために
新・安心宣言パンフレット



食品安全推進委員会答申
はじめに
この間、組合員・専門家の立場からの食品安全の推進とチェック機能の強化を目的として、コープ北陸は4月理事会で組合員の代表組織として「食品安全推進委員会」を諮問委員会として発足させ、コープ北陸の安全確認業務の実態を踏まえてこれからの安全確保のあり方を検討して参りました。
コープ北陸の食品安全の確認は現状のレベルでは、十分とは言えず食品の安全をめぐる全体像と問題を明らかにし、到達点と今後の対応、とりわけ社会システムとして求められている点は別にしても、コープ北陸・供給責任者として問われている食品安全に関する基本政策と確認のしくみを今日的にとりまとめる必要があり、このたび理事会へ答申書として取りまとめ提出する事とします。
この間の偽装表示事件は、少なからずコープ北陸や日生協の事業との関わりも明るみになっていることから、近年のもの言わぬ消費者の怒りは不買行動の側面を強め、日本ハム、雪印をはじめとする企業そのものの存続を左右させるところまできています。
今、組合員は「コープ北陸・コープ商品までも?」「信頼できる組織」なのかを見極めようとしています。
この間の調査の結果、コープ北陸は会員生協と連携しつつ、その都度、緊急工場点検や専門家委託の取引先に対する衛生管理指導、及び、仕様書・表示点検、商品検査態勢の強化に努めてはいるものの、以下の課題執行態勢に不足の感がある事が否めません。
(1)販売者責任とブランドオーナー責任
- 取引先との契約事項は、その重要性を明確にし相互尊守の規定・再確認が重要要素として、明記されていることが必要である。
- 販売責務として、日本生協連コープ商品、コープ北陸開発商品は、仕様書管理の状況についての説明責任が重要な要素である為、企画前にすべての商品点検の完了が必要である。
- 一般NB商品は販売者責任が製造者に帰任するが、コープ北陸は、統一企画商品全般について仕様書の整備と状況の説明責任が果たせるようにしなければならない。
- 組合員の問題意識は、「生協だから、きちんと管理していると思っていたのに」と言うところにあり、消費者に失望感を与えない、不具合の無いトレーサビリティーシステムを構築する必要がある。
(2)無店舗事業特性の再認識
- 生協の発展要因の中での社会水準を超えた「安心・安全」を強調する「表示」は、自己責任が果たせる事柄を捉えきることが必要。
- 無店舗事業(共同購入事業)での、計画数量と確定数量との差異が日常茶飯事である事が、事態の深刻化の要因であり、現状の問題を改善することは重要な課題である。
- 生協が望む特殊な食品製造、生産者へは、他の生協を含む流通の取引が集中し、結果としてシェア-が高まりすぎ、矛盾を一層増幅させている。内包する矛盾を取引先の対応に任せきりにしてはならない。
(3)組合員の期待と目指すべき事業
- 産直、無投薬、無農薬、減農薬(元気野菜くらぶ)など、特徴を大切した「安心コンセプト」は、設定する目的・目標と、それを具体化する手立ての両面が、科学的で合理的であることが吟味され、組合員へそのことが理解を得ることできる取り組み(運営)が展開されることが必要。
- 今までの「特別の価値」は、日進月歩の分析技術や、生産科学の発展により、評価が変わることがある。したがって、組合員に提供してきた「特別の価値」は、その評価の基軸を速やかに転換することが必要。特に、組合員に定着してきた認識ほど処置を徹底し、ミスリードとならぬようにしなければならない。
(4)組織の運営と管理の課題
- 組合員の暮らしや生活スタイルが変貌する中、要望はますます多様化しており、短期、または中長期的での政策整理は優先順位を考慮し慎重に執行する事が必要。
- 非科学的・系統性のない「安全・安心」の施策実行は、「生協らしさ」を事態を超えた幻想を組合員に与える危険性がある。
- 組合員に標榜する「安全・安心」の内容に比べて、事業水準が追いついていない事を真摯に受け止め、職員への専門教育や、ISO、HACCPの仕組み、セーフティーネットワークやトレーサビリティシステムの導入の検討を行う事が必要。
- 外部への検証と同時に、生協内部での牽制機能を充実させることも重要な課題である。
- 組合員へコープ北陸が取り組でいる安全確保の情報提供を精力的に実施することが必要。
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企画商品の安全確保の問題点を押さえ、具体的に次の項目について安全確認業務のあり方を改善する。
(1)事業基盤の見直し
- 組織管理の改善(企業倫理とコンプライアンスの確立)
- 事業政策の改善
(2)商品企画考え方の見直し
- 生協らしさ"のコンセプトの考え方
- 調達方針・計画のあり方
(3)お取引先との契約関連事項の見直し
- 数量計画・調整のあり方、代替・欠品対応
- 日常の記録・検証・報告について
- 事故・事故発生時の対応
(4)商品表示の見直しの進め方
- 強調表示の見直しの方向性
- 賞味期限や生産期間等の表示見直し
- 注意を要する表示事例と適切な説明の表記 −詳細別紙
(5)トレーサビリティシステムの構築と検証方法
- 生産記録再整備の実施
- 基礎的記録を使った検証方法の確立
- あるべきトレーサビリティシステムの研究を行う
- 事業部門への牽制機能の構築
(6)組合員への商品供給・情報提供での改善点
- 代替・欠品時の考え方の整理
- 組合員への情報提供の方法
「食品安全推進委員会」設置要綱
| 1.設置目的: |
「食の安全確保」を中心に、取り扱い商品の点検、確認方法の見直し、生産者との新しい信頼関係を構築し組合員の生協商品に対する信頼と支持を高める。
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| 2.役割: |
理事会諮問委員会に位置付け、組合員の視点から品質管理業務および安全確保対策についての現状評価と問題点の洗い出しを行ない、新しい取り組み方法および内容の設定に参画する
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3.設置期間: | 2002年4月〜1年間を当面の設置期間としますが、委員会において継続必用の判断が出れば継続する方向で検討
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| 4.構成: |
コープ北陸3生協の非常勤理事各2名と、食品衛生、品質管理についての専門知識を有する学識経験者で構成する委員長は、選出委員から互選で選出
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| 5.事務局: |
コープ北陸事業支援本部安全推進室事務局長:事業支援本部長
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6.活動内容: | - 取り扱い商品の点検方法、安全確認業務の現状に対する組合員の視点からの評価
- 商品の点検、安全確認に向けた新しい視点からの取り組み検討への参画
- 安全確保に対する取り組みの組合員広報についての検討
- その他
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