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奈良の南西部から紀ノ川(吉野川)沿いにかけて柿農園が広がっています。
世界遺産にも登録された高野山や桜の吉野にほど近い緑豊かな地域で、四季折々に山の彩りをもたらし、谷間に流れる大らかな吉野川に山の色を映し出す美しい土地です。
柿農園は中山間部に広がっており、山際の斜面で栽培しています。水はけがよく果樹栽培に適した土地柄です。


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名前の通り平らな形と種がないのが特徴です。"種なし"というとブドウのように人工的に作られたものをイメージしますが、柿の場合は自然発生で生まれた品種です。白い粉が表皮にあるのはブルーム(果粉)と呼ばれるもので、柿が水分の蒸発を防ぎ、雨露をはじき病原菌などから自分を保護するために収穫後作り出します。ブルームがついているものは鮮度が高く、完熟の証しです。
もともと平たねなし柿は「渋柿」です。その渋を抜くために収穫後すぐにコンテナに柿を入れます。そして柿室(かきむろ)内に運び、柿の入ったコンテナを積み上げて室内には炭酸ガスを1時間かけてゆっくりと注入していきます。室の天井部分には穴があいており、その穴から空気(酸素)が抜けて室内は炭酸ガスだけの状態になります。そのまま16時間、室内でじっくりと渋を抜きます。その後、天井を全て開けはなち炭酸ガスを室内から追いやり再び天井を閉めて23〜25℃の温度で5日間保温して完全に渋を抜き、おいしくて甘いお届けできる柿となります。
たねなしで食べやすく、渋みが少なく甘味が強い柿です。ビタミンCや現代人に不足しがちなカロチンが豊富で風邪が流行りだすこの時期に予防となり、昔からことわざで「柿が赤くなると医者が青くなる」と言い伝えられるほどです。
自然な柿には豊作な表年と不作な裏年が交互にやってきますが、安定して収穫できるように美吉野農園では収穫後の12月からは枝の剪定作業を行い、50%以上有機物の肥料を与えて力強い土作りを行います。
春には柿の形をした緑色の花を摘花し、残した花も落ちやすいので殺菌します。今年は夏の猛暑の影響で例年より1週間ほど早い収穫が見込まれますが雨も少ないため、例年にも増して甘味が強く味覚が良いとのことです。
9月中旬に色づきはじめ10月に入ると収穫が始まります。柿の収穫は傾斜地の高い枝にのぼっての作業で、大変労力のいる仕事です。傷をつけないよう気を配りながら収穫していきます。収穫後は、選果場に運び、サイズを仕分けます。冷蔵技術の進歩で、越冬出荷することもできるようになり、旬のお届け期間が長くなりました。
今年は度重なる大型台風の影響で、風邪スレや枝スレによる皮にキズがあるものもございます。お届けした品物には、多少外観が悪い物も含まれる場合がございますがご理解お願い致します。