寒い日々から暖かい季節にもうすぐ変わります。入園式・入学式・新学期・入社式と新しい生活が始まろうとしています。いろんなことを脳に吸収していくために頭の働きをよくする食事を紹介します。
頭がよく働くためには、脳細胞そのものを健康に保つこと、脳細胞の活動に必要なエネルギー源を十分に供給し、効率よく燃焼させることが大切です。
脳細胞の働きを支えているのはたんぱく質とビタミンB群
脳細胞を働きやすい状態にするには、良質のたんぱく質(卵・牛乳・大豆・肉・魚に多く含まれる)が必要です。たんぱく質は約20種類のアミノ酸が結合したものですが、なかでもグルタミン酸は脳に多く含まれていて、神経細胞の働きを支えています。グルタミン酸は、高野豆腐や麩、湯葉、ごまなどに豊富に含まれています。また、ビタミンB6・B12は、神経ビタミンともいわれ、集中力や記憶力を保つ働きがあります。これらのビタミンは、ストレスが重なると消耗されやすく、不足するとイライラしたりします。ビタミンB群は、豚肉・うなぎ・青魚・大豆・玄米や胚芽米・緑黄色野菜から摂取することができます。
魚の脂肪に多いDHAも脳の情報伝達の担い手
DHAは、魚の脂肪に含まれる高度不飽和脂肪酸としてよく知られています。これはもともと人間の脳細胞の中に多い物質で、脳にある神経細胞の機能を高め、記憶力をよくするために必要とされます。DHAが豊富な食品は、さんま・いわしなど背の青い魚です。一日一切れの青魚を食べれば、必要量が十分にとれます。より効率よくとるには、脂肪分が溶け出してしまう焼き魚よりも、煮汁もいっしょに食べられる煮魚や刺身がおすすめです。
青魚には、脳の活動に必要なたんぱく質やビタミンB群も含まれますから、積極的に食べましょう。
ここ一番集中力を高めたいときには
大事な会議やイベントなど、気分を高め、集中してのぞみたい場面があるときは、カフェインやハーブなどがもつ、心身をリフレッシュさせる働きを利用しましょう。
カフェインは、コーヒー・紅茶・日本茶・ウーロン茶などに含まれる、苦味の成分です。カフェインには、神経を刺激したり、内臓や筋肉を活発に動かす作用があるので、集中力や注意力、物事に対する反応速度などを高めてくれます。
コーヒーが苦手な人は、カフェインを含まず、体に負担をかけないハーブを利用しましょう。ハーブのなかでもペパーミントは効果が高いです。