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2022年12月13日農産ブログ

産直産地「丸松」を訪問しました!

瀬戸内海に浮かぶ島々の園地巡り

こんにちは、農産バイヤーの吉岡です。毎度ご覧いただき有難うございます!
少し間が空いてしましましたが、元気に配信を再開してまいります!

今回は瀬戸内海に浮かぶ島々を訪問。今が旬のみかんや年明けから収穫が始まる雑柑類の生育状況を見にいってきました。
雑柑とは、みかん以外の柑橘のこと。主にしらぬいや、はるみ、せとか、ネーブルなど、何かと何かの“掛け合わせ”がほとんどです。

瀬戸内海には因島(いんのしま)や生地島(いくちじま)、大三島(おおみしま)などの島が浮かんでいますが、この辺りは年間の晴天率が極めて高く、柑橘栽培にはとっても適した気候なんです。

太陽の光に加え、海や石垣などからの反射光によって冬でも体感温度は高くなります。晴れた日の水温は気温より高くなるというからびっくりですね!
個人的な印象ですが、民家や会社社屋の太陽光パネル率がハンパなく高いです(汗
やはり「地の利」ですね~

今年のみかんはと言うと、、、かなり厳しい年になりそうです。豊作だった昨年に比べ今年はその半分程度。
11月から出荷が始まっていますが、すでにすべて採り終えており、企画は年明け1月2回までとなっています。「瀬戸内産みかん」の名でコープファミリー掲載中。もちろん産直品です。貴重な瀬戸内産みかんをどうぞご堪能下さい。
 しらぬいも色付き始めてきた。今季は小玉傾向とのこと。

このほか、まだまだ青いレモンや、甘みが強いネーブルオレンジ、「柑橘の大トロ」称されるせとかなど、矢継ぎ早に畑巡りを慣行しました。みかん以外の柑橘は、いわゆる“裏表”があまりないらしく、平年並みとのこと。

 レモンはまだまだ青い。葉っぱは折って擦ると油分が出てレモンの強い香りを発する。

 高価な「せとか」。比較的小さめのものは袋がけされ大事に育てられていた

 こちらも高食味の「はるみ」。女性の名前が多いのが気になりますね~

ちなみに「ネーブル」とは、体の「おへそ」の意味。果頂部におへそのようなくぼみがあることからこの名称がつけられたと言われています。
 “おへそ”の意味を持つネーブルオレンジ。皮が薄くへそ(お尻の部分)から裂けすい

丸松さんは、瀬戸内海の島々で果樹栽培を営む約600軒の農家から柑橘を集めており、それを貯蔵・選果し、全国へ出荷しています。いわゆる町の農協のような役割を果たしているのです。
 糖度や形状、傷・サイズなどを測るセンサーが計8台。品質も入念にチェックして出荷している

 センターには加工品工場もあり、まさに製販一体の6次産業化が進む

年明けは、丸松さん以外にもたくさんの産地からの柑橘類が運び込まれてきます。
このブログを見られた方は、太陽の光をたっぷり浴びて育った「瀬戸内産○○」を意識して買ってみてください♪