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2023年01月25日農産ブログ

長崎県の「大地のいのち」を訪問しました!

230125-00

こんにちは、農産バイヤーの吉岡です。毎度ご覧いただきありがとうございます!

今回は長崎県の最果ての地、西海市に行ってきました!

今回訪問したのは、産直産地「大地のいのち」さん。肥料の販売、農産品の集荷・出荷などを行っていて、地元では農協のような存在です。また加工品の製造・販売も行っており、製販一体のまさに6次産業化を地でいく農業法人です。

コープ北陸が取り扱うのは主に柑橘類とさつまいも。
さつまいもは、干し芋や冷凍焼き芋など加工品を提供してもらっています。
社長の生田さん(44)は、地元ではちょっとした有名人。
製造している干し芋で、国土交通省が発行する「半島産品アワード」の受賞第1号となり地元紙に取り上げられました。

社長の生田 智昭 氏

西海市は長崎の最西端に位置し、人口流出・少子高齢化が深刻な問題となっています。
当然、学校なども統廃合により減少の一途をたどっています。
生田社長はこうした地元の現状を憂い、「地元に雇用を」を旗印に2013年に廃校となった崎戸島の中学校の土地・建物を買い取って加工施設に建て替えました。そこでは、地元で採れた原料をもとにジュースや干し芋の製造を行い、全国に出荷しています。

中学校跡地の加工施設(崎戸工場) 手前が加工場、奥が体育館

(左)体育館は潰さずそのまま冷蔵庫として改修
(右)バスケットボールのリング跡など、かつての面影が今でも残る

旬の柑橘の収穫はほぼ終わり出荷を待つばかり

さつまいもは紅はるかのみを使用。ねっとり高糖度系の代表格です

加工室 衛生管理も行き届いてます

国交省発行「半島産品アワード」受賞

前職が大手システム会社のエンジニアという異色の経歴を持つ生田社長。
華やかな都会暮らしで、順風満帆なエリート人生を歩んでいた20代から一転、農業という家業を継ぐこととなりました。地元を愛せばこその決断でした。

お話をしていると、社長の口からはやりたいことが次々と出てきます。
将来を見据え、地元活性への思いは尽きないようです。
(左)カラマンダリンジュース 720ml 2980円(税抜)
(中央)冷凍焼き芋 500g 580円(税抜)
(右)干し芋 100g 398円(税抜)