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微生物検査
微生物検査とは?
食品についている菌が「どんなもの」で「どれくらいあるか」を調べる検査です。例えば、サルモネラ菌や黄色ブドウ球菌など食中毒を引き起こす菌がいないかを調べています。この検査は、急性的な健康被害を避けるという点からも食品衛生上特に重要な検査といえます。毎週コープファミリーに載っている商品から、豆腐やお肉、冷凍食品や牛乳など、様々な商品を検査しています。
検査項目
- 一般生菌数
- 大腸菌群
- 大腸菌
- O157
- 腸炎ビブリオ
- 黄色ブドウ球菌
- サルモネラ菌
- クロストリジウム
- カンピロバクター
- セレウス菌 など
検査の流れ

- 1.ダイリューター(秤量)
無菌袋の中に商品を切り出し、水分(希釈水)を含ませます。
人間でいうなら、食べ物を食べている感じです。 - 2.ストマッカー(商品粉砕/均質化)
約30秒~1分かけます。
材料を粉砕・混合する、胃袋のような役目です。 - 3.スパイラルプレーター(培地に液体にした食品を塗る)
菌が発生しやすい環境になるよう配合した寒天状の培地に2で粉砕した液体を塗って培養します。この機械を使うと均一に塗ることができます。 - 4.ふらん器(培養/細菌を育てる)
ふらん器(インキュベーター)に入れ培養します。冷蔵庫の様に見えますが中は温かいです。 - 5.コロニーカウンター(判定)
細菌の発育後、どんな種類の菌がどのくらいいるのかを確認します。 - 6.結果判定
陽性の場合は顕微鏡で確認します。
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