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2022年09月12日農産ブログ
みかんの産直産地「ニュウズ」を訪ねてきました!
こんにちは、農産バイヤーの吉岡です。毎回ご覧いただきありがとうございます!
今回は愛媛県の最西端の町、西宇和郡伊方町にあるみかんの産地「ニュウズ」に行ってきました。
愛媛県のみかん畑は、中山間地にある山の斜面を利用した段々畑が特徴です。陽当たりが良いのはもちろん、眼下に広がる海の照り返しと、段々畑の礎となる石垣の照り返しも合わせた“3つの日差し”の恩恵を与って育ちます。
これにより、みかんの木はより多くの栄養を吸収し、より味の良いみかんが育つというわけです。
壮観な段々畑は一見の価値あり!
今季の状況はズバリ「裏年」😭。いわゆる収穫量が少ない年です。
一般的に落葉果実は1年ごとに「裏作」「表作」が繰り返されます。これは、旺盛に栄養を取り込んだ木は活力が弱まり、その翌年は回復期、つまり力を蓄える年となって収穫量が減ります。それが裏表作のメカニズムというわけです。
これは極早生種。小ぶりで真っ青です。収穫はもう少し先
今季の収量予想は平年の約1~2割減といったとろ。
糖度はというと、現時点(9月6日現在)では割と高めだということです。
極早生品種はこの後9月20日頃出荷できる予定で、いよいよみかんの全国出荷がスタートします。
極早生種を試食。酸っぱくも後味は甘い。
コープファミリーでは「段々畑の潮風みかん」として9月4回が今季初企画となります。
極早生品種なので少し酸味が残る、真っ青のみかんが届きます。
旬の味覚ご案内までもうしばらくお待ち下さい!
痛快な笑顔でおなじみの「ニュウズ」専務の土居さん
前のめりで話を聞くバイヤーの吉岡。すべてが勉強なのです!
これはみんな大好き「不知火(しらぬい)」。真っ青だけど形はそのまま!
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