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2022年10月25日農産ブログ

今度は「ふじ」!信州産直りんごの目揃え会に参加!


こんにちは、農産バイヤーの吉岡です。毎度ご覧いただきありがとうございます!

今回は、晩生種「ふじりんご」の目揃え会に行ってきました!
前回8月に行われた早生種(つがる・秋映)の目揃え会に続き今季2度目の開催となりました。

りんごの品種は数多ありますが、りんごと聞けばこのふじりんごを連想する方も多いのではないでしょうか。それぐらいこの品種はりんごの代名詞になっていますよねー。
貯蔵技術の発達で、今ではほぼ1年中出荷が可能になり、息の長い商品であることもその要因ではないかと思います。

産地に到着後、眼前にはたわわに実をつけたりんごの木々。すぐにでも収穫できるほど立派に育っていました!

この日はたっぷり日光浴

この日の朝の気温は4度。車のフロントガラスは真っ白だったそうです。それでも日中の気温はポカポカ陽気の17~18度くらい。夕方からはまたグンと下がり、りんごにとっては本当に望ましい気候になってきたようです。

その場でもぎ取ってさっそく食味をチェック。糖度を測ったら、高いもので17度というものも!りんごの17度はヤバいです、、、(汗

糖度は左から14度、15.5度、17度。14度でも十分甘い!

心配された台風14号も無事日本海に逸れ、被害もほとんどなかった模様。作柄も良好で、少なかった昨年よりもかなり収穫量は増えそうです。
今年は11月1回からコープファミリーに掲載されます。お楽しみに♪

収穫まであと1~2週間といったところ

さて、目揃え会では、生産者十数名が集まり、今年の出荷基準を確認し合いました。
基準は、着色・キズ・ツル割れ・サビ・日焼けなど程度に応じて細かく分けられます。
出荷区分は大きく分けて「良品>理由あり>加工」の3つ。
闊達な議論がなされましたが、今季は病害虫などの深刻な被害もないため、最終的に例年と同水準で落ち着きました。

目揃え会の様子。生産者代表理事の大沢さん

一番下の「加工」になると生産者に入る収入は、出荷分に比べ50分の1とも100分の1とも言われ、りんご1個あたり1~2円ほどにしかならないと聞きました。

目揃え会の様子。生産者の方々

外観が多少悪くても、甘くて美味しいりんごを産地直送で仕入れて提供できるのは生協の強みです。
生産者保護やフードロスなどの社会的問題に、微力ながら取り組んでまいりたいと思います。

信州産直組合「2022年度ふじりんご」出荷基準書
(クリックするとPDFでご覧いただけます)