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2023年08月29日農産ブログ

津軽産直組合の目揃え会に参加してきました!


こんにちは、農産バイヤーの吉岡です。毎度ご覧いただきありがとうございます。

信州産直組合に遅れること1週間の8月25日(金)、今度は津軽産直組合の目揃え会に参加してきました。
信州同様に早生種「つがるりんご」の出荷検討会になります。

目揃え会の様子

信州も暑かったのですが、青森はもうひとつ暑い日となりました。もはや北も南も関係ない印象です。
産地の弘前では今年サビ果が非常に多いため基準決めが難航しました。

生産者らとの協議は難航

原因は、春先の低温が続いたことによる生理障害。
今年の春は雪解けが早く開花自体は早かったものの、そこから寒い日が続き、大事な受粉期に低温に晒される状況となりました。霜の被害も見られ、このことが後の生育に影響したものと考えられます。
 サビ果は通常ツルまわりにできやすいが、今年は広範囲に広がっている。ふつうは出ないお尻まわりにも(右)

さらに梅雨明け後の猛暑続きでヤケも多く、正品率が非常に悪い状況です。
通常なら正品:規格外品の割合が7:3なのに対し、今年は5:5。実に半分以上で外観に問題が出ています。
 こちらは高温による日焼け。実際の園地でも、樹上で散見された

この日も日中の最高気温が38度と危険なレベルで、こんな日は収穫作業は朝晩だけとしているそうです。

園地に行って生育状況を確認。涼しそうに見えますが気温は38度(汗)

このような事情からコープ北陸では急きょ、産地支援商品を企画しました。
紙面も産地の惨状を訴えるもので、組合員様の理解を求めようという内容となっています。

期間は9月2回~10月2回までの1ヶ月間。
【産地支援】津軽のわけあり葉とらずつがるりんご
の名で掲載予定です。

9月2回の紙面

産地状況へのご理解とご協力をお願い致します。

 斎藤組合長とご子息の優太さん(左)。野球一筋の親子鷹。