co-opコープ北陸事業連合

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2023年11月07日農産ブログ

津軽産直組合の目揃え会に参加しました


こんにちは、農産バイヤーの吉岡です。毎度ご覧いただきありがとうございます!

前週の信州産直組合に続いて、津軽産直組合の2回目の目揃え会に参加してきました。
コープしこくやコープCSネット(中国地方が地盤)など他の生協陣営も参加。
例年、津軽のふじりんごは信州より出荷が1週間ほど遅れるのですが、今年は玉肥大や着色不足もあって2週間遅れ、コープファミリーの企画は11月3回スタートとなります。

目揃え会の様子

信州と同じで、春先の凍霜害による生育不良、8~9月の記録的な猛暑による高温障害などで過去に例がないほどの被害を受け、やはり厳しい年ですね~💦
収量は2~3割減、外観不良も目立ちます。

今年は春先の凍霜害で外観が良くないものが多くなっている

青森では、昨年8月の真夏日(30℃以上)はわずか2日だったのに対し、今年8月はほぼ毎日真夏日を記録。30℃に達しなかった日がわずか1日だけだったといいます。もちろんこれは観測史上最多。それだけ今年は過酷な栽培環境だったというわけです。
思い起こせば、昨年8月は集中豪雨が弘前地域を襲い、一部の園地は冠水したとニュースになりました。そう考えると、もう天候が大人しい年はないと思っていたほうが良いのかもしれませんね。

中はご覧の通りきれい!

さて目揃え会ですが、今回もスムーズな進行とはいかず、生産者の思いと生協側の思いが交錯し、前半はなかなか折り合いがつかない状況でした。

しかし、斉藤組合長の悲痛な一言で状況が一変します。
サビ果やヤケ果を指しながら「この程度を全部規格外にしていたら、正品として出せるものがほとんどなくなってしまう!」

生協関係者はみな鉛を飲み込んだように押し黙ってしまいました。

園地に行き生育状況を確認

気象条件が厳しくなれば、それが外観に影響し基準を緩和する必要が出てきます。気象は一定なわけがありません。考えてみれば、それを決めるために毎年目揃え会が開かれているのです。今年は緩和し、生産者を助ける年にしなきゃいけない、生産者さん達を前にそう考えるようになりました。

収穫を待つりんごも外観不良が多かった

区分は大きく分けて3つ。A正品、B規格外(わけあり)、C加工。
今年は昨年Bだったものを一部Aに回しています。主にサビの範囲が争点となりました。従来は「指2本で隠れる」などの基準があったのですが、今年は大前提としてサビが広範囲であるため、その中でも全体に散っているものはAとし、塊となって半分以上占めるものはBとしました。

ひとたび食べるととっても甘い!

外観は良くないですが今年は味で勝負!信州編でも触れましたが、今年は雨が少ない分、糖度が高く食味がいい!幸い内部褐変も少ないとの予想です。
「見た目は悪くても味は折り紙つき!」まさに産直産地の特色を地で行く年になるんじゃないでしょうか。

テクノロジーの粋を集めた最新の選果機を導入し、今冬から稼働予定

最後に津軽産直組合の出荷基準表を添付しておりますので、詳しくはそちらをご覧ください♪

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出荷基準表