インフォメーション
2025年04月24日農産ブログ
梅の産地 和歌山「紀ノ川農協」を訪問しました!
こんにちは、4月より農産の果物の担当となりました野村です。
組合員さんに美味しい果物をお届け出来るように果物の勉強や企画作りに取り組んでいきます。よろしくお願いします!
さて、着任して早速梅の産地を訪問してきました。昨年は梅の一大産地である和歌山県で大不作となり梅の流通量が激減したことで代替え商品でのお届けや欠品するなどのご迷惑をお掛けしました。
不作となった理由は、昨年は暖冬により、例年より早い梅の開花となりました。開花が早すぎたことで多くの花が不完全な状態で咲き、実が激減しました。また、南高梅はミツバチさんに手伝ってもらって受粉するのですが、開花が早かったことで開花後の気温が低くミツバチさんが元気に働けなくなり受粉がうまくいかず、結実しにくくなったことも要因の一つです。さらには「ひょう害」により実が傷つき商品にならない梅が増えてしまったこと。様々な要因が重なり全国の梅の収穫量の約6割を占める和歌山県で大不作となり、市場が大混乱・・・。前任の果物バイヤー得田MDも大混乱でした・・・。(今年は豊作になりますように!(>_<)何卒!)
4月11日(金)お祈りしながら和歌山県の紀ノ川農協へ訪問。
1か所めの訪問は、昨年豊作だった西野さんの園地です。着果状況は木によって疎らで案内してくれた紀ノ川農協の松本さんの期待していた数より少ない状況でした・・・。
2か所めの訪問は、吉岡さんの園地を視察。
細い山道を登った先にある山の斜面にある園地でした。標高が高いところの園地では着果が少ないと聞いているとのこと。吉岡さんの園地の状況は昨年は大不作で1回の収穫で終わってしまうほどだったが、現状では昨年よりは多いが例年と比較すると少ないとの予測です。他の梅の園地の状況はしっかりと着果しているところもあるとの報告も・・・。
残念ながら豊作の兆しは・・・・。
さらに視察後に15日にかけて田辺市、みなべ町で「ひょう」が降り大きな被害が発生しているとの報告も・・・。
これ以上ひょう害が発生せず、今ある梅がしっかりと育ってくれることを祈ります!
今年の企画予定
・予約企画は行いません。
・梅酒用青梅は6月1回企画
・梅干し用の福井梅や南高梅は6月2回での企画を予定しております。
- 2025年
- 2024年
- 2023年
- 2022年
- 2021年
- 2020年
- 2019年
- 2018年
- 2017年
- 2016年