co-opコープ北陸事業連合

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社会貢献のとりくみ

環境マングローブ植樹活動支援

 

 インドネシアでは日本向けに輸出するえびの養殖が盛んで、現地では重要な産業となっています。その一方で、マングローブの林を大規模に伐採して養殖池をつくることによる環境破壊や人工飼料・抗生物質を多用することによる土壌・水質の環境汚染、使用できなくなった養殖池を放置するなど、現地では社会的問題が発生しています。

 コープ北陸事業連合では丸千水産株式会社と協力し、現地の生産者・メーカー、WWF(世界自然保護基金)、タラカン市が協力して取り組んでいる「マングローブ植樹活動」を支援しています。

 


 

 ブラックタイガーの産地 インドネシア タラカン島

 

 下ごしらえ済みブラックタイガーの産地、インドネシア共和国 北カリマンタン州 タラカン島。カリマンタン島に隣接する小さな島で、インドネシアではブラックタイガーの一大産地です。

 タラカンでは環境負荷が少ない粗放養殖を進めていましたが、さらに自然環境保全・持続可能な養殖事業の取り組みとして2006年よりマングローブ植樹活動を開始しました。

 

 粗放(そほう)養殖とは

 インドネシア タラカン島で行われている粗放養殖とは、自然の地形を利用した広大な養殖池に稚えびを放流し、人工飼料や抗生物質などの薬品は使わずに育てる方法で、えびは自生する植物や生物をえさに成長します。

 一般的なえび養殖と比べ、養殖密度をおさえて自然に近い環境でのびのびと養殖するため効率は良くないですが、環境負荷が少なく、ストレスが少ない健康的なえびが育ちます。

 

 

 マングローブの植樹活動とは

 マングローブとは、熱帯・亜熱帯の海岸線や河口に繁殖する植物の総称です。

 養殖池はマングローブを伐採してつくりますが、使えなくなった養殖池に再度マングローブを植樹することにより、干潟に魚が戻るなどの生態系回復やマングローブ林の再生、更には地球温暖化抑制の一助ともなっています。


 

 「マングローブ植樹活動」の支援

 

「いのちの森KEEP THE GREEN」マークのついた商品を利用すると、1点につき1~2円をマングローブの苗の購入や環境保全活動などに活用させていただきます。
2022年度は33,701円を寄付しました。

2019年4月時点

 


 

 マングローブ植樹活動支援の対象商品


ブラックタイガー下ごしらえ済み

 自然の地形を生かした養殖池で給餌も投薬も行わない粗放養殖にて育まれたえび(養殖)です。水揚げ後は鮮度の良いうちに加工・急速冷凍し、1度も解凍する事なく新鮮な状態のままお届けします。殻むき、背ワタ抜き、尾の先のカット、腹部の筋切りなどの手間がかかる下処理は済ませてあるので、簡単に調理ができます。