2021年6月25日（金）ホテル金沢において第25回通常総会を開催いたしました。
今年度の通常総会も昨年同様に新型コロナウイルスの感染拡大防止のため運営規模を縮小しての開催とし、代議員定数35名に対し35名（実出席4名、書面議決出席31名）の代議員の出席を得て行いました。

第１号議案	２０２０年度事業活動報告、決算報告、剰余金処分案承認の件 監査報告
第２号議案	２０２１年度事業活動方針及び予算決定の件
第３号議案	２０３０年ビジョンおよび第９次中期３カ年計画承認の件
第４号議案	定款の一部改定の件
第５号議案	会員規約の一部改定の件
第６号議案	役員選任の件
第７号議案	役員報酬決定の件
※以上の全議案を可決決定しました。

2021年度役員体制

総会終了後の第１回理事会において、代表理事２名の選定と役付理事を互選しました。
代表理事ならびに役員体制は以下のとおりです。

留任	代表理事 理事長	竹生 正人	非常勤	員外
新任	副理事長	松浦　均	非常勤	富山県生協代表理事理事長
留任		大谷　学	非常勤	コープいしかわ代表理事理事長
留任	代表理事 専務理事	檜原　弘樹	常勤	管理本部長
留任	常務理事	堀口　亮一	常勤	事業本部長

 

2020年度決算報告

会員生協供給高は、365億3,816万円（予算比114.8%、前年比118.9%）と予算・前年とも上回りました。事業連合出荷高は247億3,601万円（予算比110.5%、前年比115.0%）と予算・前年とも上回りました。事業総剰余金は予算を上回り、経費は予算内執行となった結果、経常剰余金は1,913万円となりました。

＜2020年度事業経営の状況＞

単位：千円		予算	実績	予算費(%)	前年比(%)
会員生協供給高		31,841,000	36,538,168	114.8	118.9
事業連合	出荷高(供給高)	22,385,061	24,736,013	110.5	115.0
	事業総剰余金	1,768,928	1,953,915	110.5	108.8
	経常剰余金	7,000	19,136	273.4	273.4
	税引後当期剰余金	5,981	5,981	100.0	100.0

 

2020年度事業の特徴点

1. 新型コロナウイルスの感染拡大により宅配に対する期待が高まった結果、年間延べ利用人数は760.2万人（前年比109.0%）、一人当たり利用高は4,806円（前年比109.1%）、一人当たり利用点数は12.34点（前年比108.0%）と大きく伸長しました。
2. 世代別※利用高はシルバー層が前年比107.0%、シニア層が同107.1%、ファミリー層が同109.7%、子育て層が同116.2%となり、特に子育て層の伸長が顕著となりました。
3. 商品の品揃えや商品案内書などについて、組合員の声に基づき改善する取り組みである「組合員モニター制度」を7月より開始し、計画を大きく上回る1,483名の組合員に登録いただきました。
4. コープ商品の供給高は73.5億円（計画比96.5%、前年比98.4%）となりました。
5. ｅフレンズ（インターネット注文）登録人数は65,213名（前年比118.4%）、インターネット事業高は51億4,291万円（前年比144.9%）と大きく伸長しました。
6. CO･OP商品60周年を記念し「CO･OP商品特集ページ」を毎週2ページ常設しました。CO･OP商品供給高は70億4,959万円（予算比115.7%、前年比121.2%）と伸長しました。

※世代別：子育て層(39歳以下)、ファミリー層(40歳以上55歳未満)、シニア層(55歳以上70歳未満)、シルバー層(70歳以上)の4区分。

2021年度の重点課題

1. 組合員のくらしに寄り添い、利用しやすく分かりやすい仕組みづくりと商品事業改革により、安心して利用できる宅配事業への変革をすすめ、一人当たり利用高（利用点数）の向上を目指します。
2. 富山県内での新しい生協づくりを支援するとともに、他事業連合（日本生協連含む）および会員生協との連携を更にすすめ、宅配事業の収益力を高めていきます。
3. スピードを持ってチャレンジできる組織づくりをすすめるとともに、ICTを活用した業務改革に取り組み、会員生協への経営貢献を果たします。
4. SDGsを推進し、事業を通じて社会的要請事項の対応をすすめます。

 

＜2021年度の事業、経営計画＞

単位：千円		前年実績	予算	前年比(%)
会員生協供給高		36,538,168	34,229,000	93.7
事業連合	出荷高(供給高)	24,736,013	24,463,954	98.9
	事業総剰余金	1,953,915	1,768,263	90.5
	経常剰余	19,136	7,000	36.6