2023年6月23日（金）ホテル金沢において第27回通常総会を代議員定数35名に対し35名の代議員の出席を得て開催いたしました。

第１号議案	２０２２年度事業活動報告、決算報告、剰余金処分案承認の件 監査報告
第２号議案	２０２３年度事業活動方針及び予算決定の件
第３号議案	役員選任の件
第４号議案	役員報酬決定の件
第５号議案	役員退職金支給の件
※以上の全議案を可決決定しました。

 

2023年度役員体制

総会終了後の第1回理事会において、代表理事2名の選定と役付理事を互選しました。
代表理事ならびに役員体制は以下のとおりです。

代表理事 理事長	大谷　学	非常勤	コープいしかわ 代表理事 理事長
副理事長	小泉　謙二	非常勤	とやま生協 代表理事 理事長
	松宮　幹雄	非常勤	福井県民生協 代表理事 理事長
代表理事 専務理事	中川　敦士	常勤	管理本部長
常務理事	堀口　亮一	常勤	事業本部長

 

2022年度決算報告

会員生協供給高は、416億5,764万円（予算比100.9%、前年比119.1%）となりました。事業連合出荷高は287億9,973万円（予算比101.7%、前年比119.6%）と予算・前年とも上回りました。事業総剰余金は予算を上回り、経費は予算内執行となった結果、経常剰余金は予算を達成しました。

＜2022年度事業経営の状況＞

単位：千円		予算	実績	予算費(%)	前年比(%)
会員生協供給高		41,271,800	41,657,643	100.9	119.1
事業連合	出荷高(供給高)	28,323,130	28,799,734	101.7	119.6
	事業総剰余金	2,045,983	2,117,980	103.5	111.3
	経常剰余金	7,000	8,555	122.2	122.2
	税引後当期剰余金	5,981	5,981	100.0	100.0

 

2022年度事業の特徴点

1. 2022年4月1日に富山県内の二つの生協（富山県生協・CO･OPとやま）が合併し、「とやま生協」が誕生しました。供給高は416億57百万円（予算比100.9%、前年比119.1%）と前年を大きく上回りました。
2. 一人当たり利用高は4,801円（予算比103.1%、前年比102.5%）と予算を上回りましたが、一人当たり利用点数は、11.90点（予算比99.2%、前年比100.3%）と予算を下回りました。
3. より厳しさを増す組合員の家計を守り支えるために取り組んだ「セレクト30」「年間家計応援」「くらし応援」の供給高は52億2,012万円、組合員還元額は6億2,705万円となりました。
4. 組合員の声に基づき、「翌々週お届け雑貨品の翌週お届け」「コープファミリー紙面における原料原産地表示」「紙製品（トイレットペーパー・ティッシュペーパーなど）の定期登録を実現しました。
5. 2022年3月にリリースした「COOP宅配アプリ」の普及に会員生協とともに取り組んだ結果、ｅフレンズ（インターネット注文）利用率は23.4%（3月最終週時点）となりました。
6. 消費者庁・石川県の共催、石川県立大学の後援を得て「食品安全コミュニケーター育成講座」を開講し、コミュニケーターの育成に取り組みました。20名が受講を修了しました。

2023年度の重点課題

1. 組合員のくらしに寄り添い、利用しやすく分かりやすい仕組みづくりと商品事業改革により、安心して利用できる宅配事業への変革をすすめ、一人当たり利用高（利用点数）の向上を目指します。
2. 他事業連合（日本生協連含む）および会員生協との連携を更にすすめ、宅配事業の収益力を高めていきます。また、2030年ビジョンに沿って、第10次中期計画を策定していきます。
3. スピードを持ってチャレンジできる組織づくりをすすめるとともに、ICTを活用した業務改革に取り組み、会員生協への経営貢献を果たします。
4. SDGsを推進し、事業を通じて社会的要請事項の対応をすすめます。

＜2023年度の事業、経営計画＞

単位：千円		前年実績	予算	前年比(%)
会員生協供給高		41,657,643	42,554,700	102.2
事業連合	出荷高(供給高)	28,799,734	28,723,000	99.7
	事業総剰余金	2,117,980	2,138,369	101.1
	経常剰余	8,555	7,000	81.8