おいしくたべるコツ
☆解凍実験(魚介類)
実際に「いろいろ使える赤魚切身(骨取り)」を解凍・調理してみました!
目 次
解凍実験してみました
「いろいろ使える赤魚切身(骨取り)」の包材には、解凍の方法として冷蔵庫または流水での解凍が記載されていました。
今回は、冷蔵庫解凍と流水解凍、未解凍での3パターンにて解凍調理比較実験を行いました。
(実験データ:冷蔵庫内温度 1℃、水温 12℃)
冷蔵庫解凍

冷蔵庫で16時間解凍しました。しっかり解凍していて、触ると硬い所はありません。

下味をつけて小麦粉をまぶし、バターでソテーしました。

約20分で調理終了。香ばしく焼き目がつきました。

半分に切って中を見てみると、中心部までしっかり火が通っていました。
流水解凍

鍋に袋ごと入れ、流水をかけました。約55分で解凍されました。

下味をつけて小麦粉をまぶし、バターでソテーしました。

約17分で調理終了。香ばしく焼き目がつきました。

半分に切って中を見てみると、中心部までしっかり火が通っていました。
未解凍

冷凍庫から取り出しました。触ると凍っていて硬いです。

下味をつけて小麦粉をまぶし、バターでソテーしました。

約21分で調理終了。香ばしく焼き目がつきました。

半分に切って中を見てみると、中心部までしっかり火が通っていました。
解凍・調理実験の結果
解凍方法 | 解凍時間 | 調理時間 | ドリップ量 |
---|---|---|---|
冷蔵庫解凍 | 16時間※ | 20分 |
なし |
流水解凍 | 55分 | 17分 |
多い |
未解凍 | - | 21分 |
- |
※冷蔵庫解凍は前日夜や朝から解凍を開始して調理される事が想定されるため、解凍完了後も冷蔵庫保管していた実際の時間で記載してあります。
試食アンケートの結果
それぞれを食べ比べてもらい、食感と水分量に分けてコメントをしてもらいました。下の表は違いを感じた方のコメントですが、その一方で違いが分からなかったという方も複数ありました。(回答者数6名)
解凍方法 | 食感 | 水分量 |
---|---|---|
冷蔵庫解凍 |
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流水解凍 |
|
|
未解凍 |
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|
まとめ
調理後の見た目に違いは見られませんでしたが、試食アンケートでは、冷蔵庫解凍→流水解凍→未解凍の順で評価が低くなる結果となりました。解凍してから調理する方が美味しく感じる結果となりました。