おいしくたべるコツ
☆解凍実験(お肉)
実際に「国産牛こまぎれ」を解凍・調理してみました!
目 次
解凍・調理実験してみました
「国産牛こまぎれ」の包材には、この商品は、半解凍でご使用されると調理しやすいです。解凍の目安は流水解凍の場合、パックのまま5~10分間、冷蔵庫の場合、約5時間と記載があります。
今回は、冷蔵庫解凍(解凍後そのまま冷蔵庫保存した場合)、流水解凍、未解凍状態での解凍・調理比較実験を行いました(実験データ:冷蔵庫チルド室 1℃、水温 10℃)。
冷蔵庫解凍(解凍後そのまま冷蔵庫保存した場合)
パッケージごと冷蔵庫に移し16時間が経過しました。
広げると中心部分は若干シャリシャリしています。ドリップは出ていませんでした。
熱したフライパンに入れ、炒めてみました。
すぐにほぐれたので、約2分で全体に火が通りました。
流水解凍の場合
パッケージを開かず、ボウルに入れて流水を掛けました。
約50分で中心部分まで解凍できました。ドリップは少し出ています。
熱したフライパンに入れ、炒めてみました。ロール状からすぐに広がりました。
すぐにほぐれたので、約2分で全体に火が通りました。
未解凍の場合
ロール状に凍った状態のままで取り出しました。
ひとかたまりで凍っているため全くほぐれず、表面から順に熱が伝わっていました。
中心は凍ったままのため、ロール状から開くまで時間がかかりました。
約10分で全体に火が通りました。部分的に焼き過ぎてカリカリになっていました。
解凍・調理実験の結果
解凍方法 | 解凍時間 | 調理時間 | ドリップ量 |
---|---|---|---|
冷蔵庫解凍 | 16時間※ | 2分 | なし |
流水解凍 | 50分 | 2分 | 少し |
未解凍 | - | 10分 | - |
※冷蔵庫解凍は前日夜や朝から解凍を開始して調理される事が想定されるため、解凍完了後も冷蔵庫保管していた実際の時間で記載してあります。
試食アンケートの結果
解凍方法は伏せた状態でそれぞれを食べ比べてもらい、食感と水分量の違いについてアンケートを取りました。(回答者数17名)
食感の違い
水分量の違い
まとめ
今回の解凍・調理実験では、調理時間は解凍の有無により大きく差がでました。試食アンケートではじっくり時間をかけた冷蔵庫解凍が食感は良い評価となりましたが、水分量の違いは差がありませんでした。ご家庭での調理の際には、パッケージの記載内容をご確認の上、お使いください。