おいしくたべるコツ

☆解凍実験（お肉）

目次

「国産豚切落し徳用」の包材には、解凍方法の記載はありませんでした。
今回は、冷蔵庫解凍（解凍後そのまま冷蔵庫保存した場合）、流水解凍、未解凍状態での解凍・調理比較実験を行いました。
(実験データ：冷蔵庫チルド室 1℃、水温　10℃)

シートが入っているので、半量を取り出しました。

冷蔵庫に入れて7時間でほぼ解凍することができました。

鍋にお湯を沸かして１枚ずつ入れ、火が通ったら冷水に取りました。

ゆであがりを拡大してみました。こんな感じです。

半量を取り出して密閉袋に入れ、ボウルに入れて流水を掛けました。

約50分で解凍できました。ドリップは少し出ています。

重なった部分もしっかり解凍が出来ていました。

お湯を沸かした鍋に１枚ずつ入れて、火が通ったら冷水に取りました。

１枚ずつきれいに剥がれるので、火が通るのも早いです。

ゆであがりを拡大してみました。こんな感じです。

凍った状態で半量を取り出しました。ひとかたまりに凍っています。

凍ったまま、熱湯に入れました。外側から順番に火が通り、剥がれていきます。

１枚ずつ入れられない事もあり、ゆであがると、１枚が分裂していました。

ゆであがりを拡大してみました。肉がボロボロにちぎれています。

解凍方法	解凍時間	調理時間	ドリップ量
冷蔵庫解凍	7時間	7分	なし
流水解凍	47分	6分	少し
未解凍	－	4分	－

解凍方法は伏せた状態でそれぞれを食べ比べてもらい、食感と水分量の違いについてアンケートを取りました。（回答者数11名）

食感の違い

水分量の違い

今回の試食アンケートでは解凍の有無により大きく評価が分かれ、食感・水分量ともに未解凍は低い評価となりました。ご家庭での調理の際には、時間に余裕がある場合は冷蔵庫にて、時間があまりない時は流水で解凍と、使い分けてみてください。